こんにちは。 お客様サポートの小原です。
最近は防災への意識も高まり、グッズを準備されている方も増えてきました。
「防災グッズ、一応準備はしているけれど…」「クローゼットの奥にしまったままになっているかも…」そんなふうに感じたことはありませんか?
“備えてはいるけれど、すぐに取り出せる状態ではない”という方はとても多いです。
ですが、防災で本当に大切なのは 「持っていること」ではなく「使えること」です。
そしてそのカギになるのが、実は収納の考え方です。
今回は、“いざという時にちゃんと使える”防災収納についてお伝えします。
よくある防災収納の落とし穴
まずは、多くのご家庭で見られるケースです。
① 奥にしまい込んでいる
・押入れの奥
・クローゼットの上段
・普段使わない収納スペース
「使わないものだから奥へ」という考え方、実は危険です。
災害時は、「家の中が散乱している」「停電している」「焦っている」という状況が想定されます。
すぐに取り出せない場所にある時点で、使えない可能性が高くなります。
② 家族が場所を知らない
防災グッズの場所を、「なんとなく自分だけが把握している」「家族に共有していない」
こういったケースもよくあります。自分が不在のときに使えなければ意味がありません。
③ 管理できていない
「食品の賞味期限が切れている」「何が入っているか分からない」
「備えているつもり」になってしまっている状態です。

防災収納で一番大切な考え方
ここで、ぜひ知っていただきたいポイントがあります。防災は「収納して終わり」ではありません。
本当に大切なのは、“すぐ使える状態にしておくこと”です。そのために必要なのが、動線に合った収納です。
“使える防災収納”にするための3つのポイント
① すぐに取り出せる場所に置く
おすすめは
・玄関まわり
・リビング収納
・出入口に近い場所
「避難する動き」の中で取れる位置が理想です。
特に玄関付近は、持ち出しやすい・家族全員が分かりやすいという点でとても有効です。
② 分散して収納する
すべてを1ヶ所にまとめるのではなく、
・非常持ち出し袋 → 玄関
・水・食品 → パントリー
・日用品 → 洗面まわり
役割ごとに分けておくと、普段の管理もしやすくなります。また、一部が取り出せなくなってもすべて失うリスクを減らせるのもポイントです。
③ “日常の延長”で管理する
防災を特別なものにしすぎると、続きません。
おすすめは
ローリングストック
・普段使う食品を少し多めに持つ
・使った分だけ買い足す
これにより、
・賞味期限切れを防げる
・いざという時も食べ慣れている
無理なく続けられる防災になります。

間取りで考える防災収納
ここで、家づくりの視点です。
防災は「後から足す」よりも、最初から考えておく方が圧倒的に使いやすくなります。
例えば、
・玄関収納に防災スペースを確保する
・パントリーを備蓄も想定して計画する
・リビング収納に非常用品を一部入れる
“どこに何を置くか”を決めておくことが重要です。
まとめ
防災対策というと、「何を買うか」に目が向きがちですが、本当に大切なのはその先です。
“きちんと使える状態になっているかどうか”
・すぐ取り出せる ・家族が分かる ・無理なく管理できる
この3つが揃って、はじめて意味のある備えになります。
これから家づくりをされる方も、すでにお住まいの方も、 ぜひ一度「どこに収納しているか?」という視点で見直してみてください。
少しの工夫で、いざという時の安心感は大きく変わります。