今、日本は2050年までに温室効果ガスの排出をトータルゼロにする、カーボンニュートラルを目指しています。住宅業界も省エネルギー性能の一層の向上を目指し、2030年までに新築住宅の平均がZEH水準となるように進めています。
こうした動きの中で、今後家づくりに取り組むにあたって、どこまでの省エネ性能を求めるべきかを検討していく必要が強まっています。
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2050年カーボンニュートラルに向けて住宅業界の取組み
■ 2022年4月・・・性能表示制度 断熱等性能等級5/一次エネルギー消費量等級6施行
■ 2022年10月・・・性能表示制度 断熱等性能等級6・7施行予定
■ 2025年・・・省エネ基準適合義務化 断熱等性能等級4/一次エネルギー消費量等級5施行予定
■ 2030年・・・省エネ基準適合義務化基準引上げ 断熱等性能等級5/一次エネルギー消費量等級6施行目標
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確実な省エネと快適さを目指して
省エネ性能を表す数値として、断熱性能を示すUA値、冷暖房や給湯など一次エネルギーの消費を評価するBEI値などが活用されています。ただし実際には、これらの数値だけで暮らしの省エネや快適さまでも推し量ることは難しいといえます。
間取りの計画、方位や周辺環境などの敷地条件、冷暖房設備や24時間換気設備の計画も、快適さや省エネ性に大きな影響を及ぼします。
もちろん気密性能も大きく影響し、その指標となるC値も大切です。そのため、省エネ性と快適性を表すには具体的な情報が必要になると考え、マスノホームズではできるだけ情報を具体化してご説明してまいります。
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ZEHビルダー登録店
2020年度ZEH普及実績 17%
2021年度ZEH普及実績 75%
2022年度ZEH普及実績 50%(ZEH基準の省エネ基準達成率100%)
【2025年ZEH普及目標50%】
高気密・断熱の適切な施工
住まいの快適さをつくる気密性・断熱性を高めるには、施工そのものが重要になります。いくら優れた断熱材を使っても、適切な施工方法でなくては効果が半減してしまいます。
特に気密性を高めるためには、水蒸気を壁内に入れないように、室内側の下地ボートと断熱材の間に防湿シートを施工することが必須です。充填断熱だけでは、断熱材の沈下や木部の痩せによって断熱欠損の箇所が生まれ、シックハウスの温床となってしまうからです。
マスノホームズでは適切な施工方法にこだわり、末永く快適に健康に暮らせる家づくりを行っています。
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パッシブデザインでさらに快適に
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住まいの夏と冬の快適性にこだわるなら、太陽の熱や光、そして風を考慮したプランニングが必要です。方位や周辺環境などの敷地特性を土台にし、その上に住まい手の要望を載せていくイメージです。
これを怠ると、暮らし始めてから「暗い、暑い、寒い、風が流れない」といったことに気づくリスクが生まれてしまいます。自然の光と風を取り入れるパッシブデザインで重要になるのが、窓の計画です。
窓の向き、形状、サイズなどすべてが風の流れや採光に関わってきます。窓の計画にはこのほか周辺建物や通行の視線も関係するので、慎重な計画を行ってみてください。