設備に頼り過ぎない家づくり|“建物のチカラ”で、ずっと心地よく。
こんにちは、マスノホームズの“おおちゃん”こと太田和宏です。
家づくりの打合せでよく出るのが、「最新設備を入れたら快適になりますよね?」というお声。もちろん設備は大切です。ただ、設備だけに快適性を頼り切る家は、将来の交換・修理の負担が大きくなりやすいのも事実です。設備の耐久年数は一般的に10〜15年。そのたびにコストがかかり、選び方を間違えると“生涯の快適性”に影響してしまうこともあります。
だからこそ私たちは、建物の工夫(パッシブデザイン)で快適さの土台をつくり、設備は無理なく使う。そんな家づくりを大切にしています。
「設備に頼り過ぎない」って、どういうこと?
簡単に言うと、こうです。
冬:太陽の“日射熱”を上手に取り込み、自然に暖かい
夏:日差しはしっかり遮って、室内が暑くなりにくい
春・秋:窓を開けると風が通り、気持ちよく過ごせる
設備を否定するのではなく、設備が頑張り過ぎなくてもいい家にする、という考え方です。
設備は「いつか交換するもの」だから、選び方が大事
設備は消耗品です。エアコン、24時間換気、太陽光など、暮らしを支える設備ほど、将来の交換やメンテナンスは避けられません。
そこで大事なのが、
交換時期に、コスト面も含めて“交換しやすい”商品を選ぶ
住まい手が、仕組みを理解しながら維持管理できる
「高い設備=正解」ではなく、長く付き合える現実的な選択が、結局いちばん安心につながります。
設備に頼り過ぎない家のメリット
私たちが感じているメリットは大きく3つです。
建物の工夫で快適性が底上げされる(設備の効きも良くなる)
維持コスト・交換コストのストレスが少ない
メンテナンスや交換を“自分たちでも判断しやすい”
家は建てた瞬間がゴールではなく、住み続けてからが本番。だから、背伸びしすぎない“続く快適さ”が大事だと思っています。
マスノホームズがこだわる理由
最後に、ここが一番伝えたいところです。
お家は、お客様自身が守るもの。住宅会社が一生守ってくれるわけではありません。だからこそ、住まい手が理解しやすく、継続して維持管理できる家づくりが、長期的な快適さにつながる。私たちはそう考えています。
まとめ|“建物のチカラ+無理のない設備”が、ちょうどいい
設備は便利。だけど、頼り切ると将来がしんどくなることもある。だからこそ、まずは建物の設計で快適さの土台をつくる。その上で、必要な設備を無理なく・交換しやすく選ぶ。
このバランスが、暮らしの安心と心地よさを長く続けてくれます。
「うちの場合、どう考えたらいい?」という方は、図面や土地条件があると、もっと具体的にお話できます。お気軽にご相談くださいね。おおちゃん(太田)がお待ちしています。