「あなた」が日々自分らしく暮らせる、
好きな家を選んでください。

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「毎日使うものが良質で気持ちのよいものであることは、僕が考える幸せの必須条件です」とは「くまモン」の生みの親である放送作家の小山薫堂さんの言葉。
家そのものが毎日住まう場所ですが、中でも重要なのはやはり「キッチン」ではないでしょうか。
食卓を囲む時間は家族の幸せそのもの。そして、その時間を作るための食事を作る場所は、やはり幸せな場所であってほしいものです。


1.家族の場所だからこそ「好き」でいっぱいに

既に家を建てられた方に「どこにこだわりましたか?」と尋ねると、ほとんどの人が順不同に「リビング」と「キッチン」を挙げられます。そして、お気に入りの空間を尋ねると、やはり同じ答えが多く返ってきます(しっかりとこだわりぬいた空間には満足度が伴うんだということがわかりますね!)。

では、この2つに共通するものとは何でしょう? 考えると「滞在時間が長く」「家族がくつろぐ団欒の場」ということなのかなという気がしてきました。リビングは言うまでもありませんが、今やキッチンも家族みんなの場所となりつつあります。男子厨房に入らずなんて言葉はもはやナンセンス。むしろ、料理男子が増えつつあるのが今の時代の特徴です。パパもママも、子どもたちと一緒にでも料理を楽しめる場、それが今のキッチンの姿ではないでしょうか。

最初にお伝えした小山薫堂さんの言葉には「タオルも『ああ、このタオル好き』と思いながら使うのと、普通に手をふくのとでは全然違う」と続きがあります。
そう、本当にそうなんです! 使うものに愛着を持つことは、QOLと幸せゲージを自動的にグイグイ上げてくれる力があると思っています。だからこそ、毎日立つキッチンに愛着を持ち、随所に「好き」を散りばめることは、すごく大事だと思いませんか?

2.空間に馴染む木製キッチン「su:iji」

では、どんなキッチンがQOLを上げるのか。もちろん人それぞれ好みがあろうかと思いますが、中でもどんなテイストにも馴染みやすい自然素材のキッチンは人気です。

特に上質な木の美しさを持つ「WOODONE(ウッドワン)」の無垢の木製キッチン「su:iji(スイージー)」は、最初から「これを使いたい!」と決めておられる方が圧倒的に多い大人気キッチンなんです。そのため、マスノホームズではウッドワン・スイージーを標準仕様で取り入れています。

スイージーの魅力は、見てわかるように、木の温もりを感じられる見た目がその1つ。決して木のクロスやプリントではなく、本物の無垢の木を用いたビジュアルは文句なく味わい深いものです。しかも1邸1邸に合わせて作られる1点もの。

そして、木の表面に施した特殊なウレタン塗料が塗膜となり、液体が染み込みにくく作られているので、たとえ調味料をこぼしてしまったとしてもサッとひと拭きでOK。シミになることなく簡単にお手入れができてしまうんです。

樹種やハンドルデザイン、カラーバリエーションも豊富に揃っているので自分好みのアレンジも可能。使い込むほどにしっとり落ち着いた色に変化していく「経年美化」で、家族と一緒に育つキッチンと言えます。そう考えるとキッチンがまるで家族の一員みたいで愛着が湧いてきますね。

3.キッチンから持続可能な未来をつくる

広島県佐伯郡吉和村(現在の廿日市市北部)で生まれた株式会社ウッドワン。「自分たちで使う木は自分たちで育てる」と、創業時からグループ企業とともに林業から携わり、自然と対話しながら健やかな木材を育てる森林経営事業を営んでいる会社です。

1990年にはニュージーランドに「ウッドワンの森」をつくり、気長に育林。1本のニュージーパインが育つのに、苗木から実に約30年かかるといいます。長いスパンで循環型の林業と製品づくりを行い、地球環境を守っているんですね。

そんな「木を知り尽くした」企業が、加工、販売まで一貫体制でつくるスイージー。製造・解体工程で発生する木くずをバイオマス原料として活用し、廃棄物削減にも心掛けている、地球にやさしい製品です。国際レベルの品質を誇る「ISO9001」を国内全工場で取得し、シックハウスなどの健康障害の対策にも対応。こうした企業姿勢も、ウッドワンの魅力のひとつではないでしょうか。キッチン選びを通じて、持続可能な未来づくりに協力できるのは、ウッドワンならでは。

4.空間全体にこだわりを散りばめて

そして、もう少し視野を広げると、キッチン本体以外にもぜひこだわっていただきたい部分がたくさんあります。その1つが背面のカップボード。せっかく木製キッチンを入れるなら、やはり木で造作し、キッチンと色味の同じ塗装で仕上げることがキッチン空間のクオリティを大きく上げる方法です。

機能性の話ではありませんが、この「空間のマッチング」は、実はけっこう重要だと思っています。
そして、この背面にどのような造作をするかでキッチンの表情はかなり変わってきます。
オープン収納なのか、はたまた扉をつけるのか。デザインと機能性、何を重視するのかで見た目が大きく変わるポイント。ここは悩ましい部分です。

もう1つ、床面も個々の好みによってキッチンの表情を左右します。木の空間でさらなる統一感を目指すもよし。水のこぼれやすい水回りだけに、お手入れを鑑みてタイル調の樹脂フロアタイルを入れるのも意外とおすすめです。同じ無垢のキッチン&造作でも、床の色合いまた照明ひとつ取っても見え方が随分と変わってくるもの。ここまで来ると、「好き」に囲まれた空間がほぼ出来上がりつつあるのではないでしょうか?

5.まとめ:こだわり+想像でできる理想のキッチン

「衣食住」の「食」の1つの柱を担うわけですから、キッチン空間はやはり日々の生活の中心的な場所。デザインも機能性も、自分たちにフィットするものが一番です。
だからこそ、できる限り妥協は少なく、後悔しないキッチンづくりをしてほしいなと思っています。
その際、少し気に留めて欲しいのが、使う時のことを想像すること。

例えば腰壁の位置や天板の高さ。設計士に任せたから大丈夫、ではなく、ちょっと想像してみると見えてくるものがあるはずです。わかりやすいのは、今使っているところに置き換える方法です。そうすれば「もう少し高い(低い)方がよかった」というような後悔は生まれにくくなってくるはずです。
また食洗機をガンガン使う方であれば、大容量の食洗機にしておくというのも1つですし、お手入れを気にする方であれば天板素材にお金をかけるのもありでしょう。食洗機やIHといった交換時期の短い設備部分に大きくお金をかける必要はありませんが、浅型の食洗機を入れていたところに、後から深型を入れることはできないので、ご注意を。

お伝えしたいのは「こだわりたい部分にはしっかりこだわって、できれば少しだけ“想像力”を働かせてみてください」ということ。そうすれば「好き」はどんどん広がって、最終的に幸せ度マックスなキッチンができているはずです。

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